講義を聴くだけでなく、様々なディスカッションを通して「考える力」も養えるような授業が多かったです。
マルメ大学病院の見学をしました。
皆さん、これは何だと思いますか?
診療室の壁にあるのですが
見た目はキャンディとかマシュマロに見えますよね(*^^*)おいしそうです。
けれど歯科医院にキャンディ?!
うーん、、、
正解は!!
「耳せん」です!
歯科の治療ではお水を吸う音や、超音波スケーラーを使って歯石を取る音、歯を削るキーンという音、様々な不快な音がありますよね。
それを軽減させるために、患者さんがセルフサービスで耳せんを取っていくそうです。
工夫一つで歯科治療も楽しく受けられますね(*^^*)
1日だけ15時に講義が終わった日があったので、電車に乗って隣国(!)のデンマーク コペンハーゲンに遊びに行ってきました。
コペンハーゲンもとても美しい街並みでした。
ヨーロッパの港町を堪能することができ、とても良いリフレッシュになりました(^-^)
たくさんの学びと共に無事3人ともサティフィケートを授与することができました。
今回のスウェーデン研修で1番心に響いたことは、歯科医療に対するフィロソフィー(哲学)です。
やはり、歯は1度削ると大きなダメージを受けます。
歯は削って治すものではありません。
そのことを、Dr.や衛生士はもちろん、患者さんも知るべきだと思いました。
それを患者さんへ伝えることが私たちの仕事でもあります。
高齢者の中で入れ歯がほとんどいないスウェーデン
高齢者の中で2人に1人が入れ歯である日本
日本もスウェーデンのように、生涯自分の歯で食べる喜びを感じられるようにするためには、やるべきことがまだまだたくさんあると実感した研修でした。
歯科医療に携わる者として背筋がより一層シャンと伸びた気分です。
これからも患者さんへより良い歯科医療を提供していけるよう、日々精進していきたいと思います。
三回に渡るスウェーデン紀行でしたが、最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
またスウェーデンに学びにいきたいです!